2022年10月分の月次更新プログラム(KB5018427)がMicrosoftから公開されました。この記事では、Windows11 22H2の月次更新プログラムの内容と、適用後のバージョン情報について紹介しています。
更新プログラムの内容
今回の更新プログラムの名称は「2022-10 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5018427)」となっています。
月次の累積更新プログラムでは、脆弱性や不具合の修正が主な内容です。そのため、新機能の追加などの大きな変更点はありません。
Windowsのサポートサイトによると、2022年10月の更新プログラム(KBXXXXXXX)では、「OSの内部機能に関する様々なセキュリティの向上」がおこなわれています。
インストールの際の再起動の所要時間は、推定で3分となっていました。
更新プログラムの既知の不具合
現在確認されている既知の不具合は、下記の通りです。
- プロビジョニングパッケージでPCを構成すると、Out Of Box Experience(初期セットアップ)が完了しなかったり、予期せぬ再起動が起こる可能性があります。家庭用のPCは通常、この不具合の影響を受けません。
- ネットワークを介して容量の大きなファイルをコピーする際に、予想以上に時間がかかる場合があります。この不具合も、家庭用PCは影響を受けないと考えられます。
インストール後のバージョン情報(ビルド番号)
更新プログラムの適用後は、ビルド番号が「22621.674」になります。
インストール前のビルド番号は「22621.608」でした。