Ubuntu 19.04「Disco Dingo」にアップデートしてみた

開発環境構築

Ubuntu Desktopをバージョン18.10(Cosmic Cuttlefish)から19.04(Disco Dingo)にアップデートしてみました。

この記事では、アップグレードの流れについて紹介しています。

VirtualBoxの仮想マシンにインストールしたUbuntuをアップデートしました。また、アップデートの所要時間は、ダウンロードも含めておよそ30分でした。

Ubuntu 19.04へのアップデートが利用可能になっていた

アップデートの確認を行ったところ、「新しいバージョンのUbuntuが利用可能です。アップグレードしますか?」と表示されました。

「アップグレードしない」、「次回にたずねる」、「今すぐアップグレードする」の3つの選択肢がありましたが。今回は今すぐアップグレードすることにしました。

しかし、何も起こらなかったので、先に通常のソフトウェアアップデートを先にインストールしました。

アップデートのインストールが始まりました。

Ubuntu 18.10から19.04へのアップグレードの流れ

ソフトウェアアップデートのインストールが完了すると、「このコンピューターのソフトウェアは最新です。」と表示されました。

しかし、普段のアップデートとは異なり、「しかしながら、Ubuntu 19.04が入手可能です(現在は18.10)。」と表示されていたので、「アップグレード」ボタンをクリックしました。

Ubuntuユーザーの認証を行う

Ubuntuユーザーのパスワードが要求されたので、入力して「認証」ボタンをクリックしました。

リリースノートが表示された

Ubuntu 19.04のリリースノート(英語)が表示されました。フィードバックの送信先などの情報も書かれていました。

「アップグレード」ボタンをクリックして先に進みました。

その後「”Disco”の応答がありません。」と表示されましたが、「応答を待つ」をクリックして少し待つと、アップグレードが開始されました。

アップグレードの準備が開始された

「ディストリビューションのアップグレード」ダイアログが開き、アップグレードの準備が行われました。

レポジトリの設定が変更された

アップグレードの途中で、サードパーティ製のレポジトリを使わないように設定が変更されました。

新しいソフトウェア・チャンネルの設定

アップグレードの準備が完了すると、「新しいソフトウェア・チャンネルを設定しています」の部分の処理が開始されました。

アップグレード開始の確認

アップグレードの際に削除、インストール、アップグレードされるパッケージの数とダウンロードの容量、所要時間などが表示されました。

すぐにアップグレードを行いたかったので、利用していたアプリケーションを閉じて「アップグレードを開始」ボタンをクリックしました。

画面ロックが無効化された

画面ロックが、次に再起動するときまで一時的に無効化されました。

新しいパッケージが取得された

新しいパッケージの取得(ダウンロード)が開始されました。

その後、ダウンロードのスピードも表示されていました。

アップグレードのインストールが行われた

変更の適用が行われました。また、下の方にターミナルが表示されていました。

インストール処理には時間がかかりました。

しばらく待つと、ゴミ箱やファイルマネージャーなどのアプリケーションのアイコンが新しいものに変更されました。

クリーンアップが実行された

アップグレードのインストールが完了すると、クリーンアップ(古いパッケージの検索など)の処理が開始されました。

サポート終了されたパッケージ削除の確認

サポートが中止されたパッケージ削除の確認画面が表示されました。

削除するために「削除」ボタンをクリックしました。

再起動を行った

アップグレードのインストール処理が完了すると、再起動が必要であるというメッセージが表示されました。

「すぐに再起動」ボタンをクリックすると、すぐに再起動が行われました。

Ubuntu 19.04へのアップグレードが完了した

再起動が完了しました。

Ubuntu 19.04では、デフォルトの壁紙やアプリケーションのアイコンが新しくなっていました。

バージョン情報の比較

上がアップグレード前(Ubuntu 18.10)、下がアップグレード後(Ubuntu 19.04)のバージョン情報のスクリーンショットです。

GNOMEのバージョンが「3.30.1」から「3.32.1」に変わりました。

タイトルとURLをコピーしました