WindowsパソコンにUbuntuをインストールし、そこでRuby on Railsの開発環境を構築したいと考えたので、そのための準備として仮想マシンを作成するためのソフトウェア「Oracle VM VirtualBox」をWindows10にインストールしてみました。
この記事では「Oracle VM VirtualBox」のダウンロードとインストールの流れについて紹介します。
インストールした環境
「Oracle VM VirtualBox」をインストールしたパソコンの環境です。
- OS: Windows10 Home 64bit(バージョン1809、ビルド番号17763.134)
- VirtualBoxのバージョン: 5.2.22
VirtualBoxの公式サイトからインストーラーをダウンロードする
VirtualBox公式サイトのダウンロードページにアクセスし、「VirtualBox binaries」の下の「VirtualBox 5.2.22 platform packages」のところにある「Windows hosts」と書かれたリンクをクリックします。
リンクをクリックすると、VirtualBoxのインストーラーがダウンロードされます。
ダウンロードしたインストーラーを実行する
ダウンロードしたインストーラー「VirtualBox-5.2.22-126460-Win.exe」をダブルクリックして実行します。
VirtualBoxのインストールを進める
VirtualBoxのセットアップウィザードが表示されるので、「Next」ボタンをクリックして次に進みます。
インストール場所を選択する
「Custom Setup」では、VirtualBoxがインストールされる場所と機能を選択します。
「Browse」ボタンをクリックすると、インストール場所を指定することができます。
インストールされる機能に関しては、変更しませんでした。
ディスクの空き容量を確認する
先ほどの「Custom Setup」画面で「Disk Usage」ボタンをクリックすると、パソコンのディスクの空き容量とVirtualBoxのインストールに必要となる容量を確認することができるようになっています。
ショートカット作成などのオプションを選択する
ここでは、ショートカットなどの設定を行います。
以下の4つの項目について設定することができます。
- Create start menu entries (スタートメニューに項目を作成する)
- Create a shortcut on the desktop (デスクトップにショートカットを作成する)
- Create a shortcut in the Quick Launch Bar (クイック起動バーにショートカットを作成する)
- Register file associations (ファイルの関連付けを登録する)
一時的なネットワーク切断の警告画面
VirtualBoxのインストールの際に、ネットワーク接続が一時的に切断される旨の警告画面が表示されました。
インターネット接続が一時的に切断されても問題がない状況であるか確認し、「Yes」ボタンをクリックします。
インストールの準備が完了した
「Ready to Install」画面が表示され、VirtualBoxをインストールする準備が完了しました。
ここで「Install」ボタンをクリックすると、すぐにインストールが開始されます。
VirtualBoxのインストールが開始された
インストール処理が開始されたら、完了するまで待ちます。
VirtualBoxのインストールが完了した
VirtualBoxのインストール処理が完了すると、このような画面が表示されます。
「Finish」ボタンをクリックすると、セットアップウィザードが閉じられます。
次は、インストールしたVirtualBoxを実行してみます。
インストールされたVirtualBoxを実行してみた
作成されたショートカットなどからVirtualBoxを実行すると、「Oracle VM VirtualBox マネージャー」が表示されます。
これで仮想マシンを作成するための準備が完了したので、次回は実際にUbuntuの仮想マシンを作成したいと思います。